伊豆地域の総合建設会社

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会長へのインタビュー

2022.10.14 第1回インタビュー
会長が考える会社への思いを教えてください。
 1番は『必要な存在』になる事です。
 誰にとって必要か、直接浮かぶのは地域に貢献する事ですが、実はそれ以外にも、社員に必要とされる存在にならないといけないのです。
 地域社会に必要とされる会社に、そして社員にも会社って大事だなと思ってもらいたいです。
 もちろん、日頃お世話になっている、ろっぽう会や取引先の皆様にも必要とされる土屋建設でありたいと思っています。

日々心掛けていることは何ですか?
 よく『ありがとう』と言うこと。
会社玄関の石碑には「感謝・努力・忍耐」の3つが刻まれています。
当然努力はしなければいけないものですが、努力を続けるためには忍耐が必要、それだけではなく感謝の気持ちも忘れてはなりません。
感謝と忍耐が努力を支えている、という構図なのです。
だからこそ日頃から、ありがとうなどといった感謝を心掛けています。
 70歳になり、まだまだ若いと思いながら老害と言われるのか、それとももう歳だと言って老け込むのか、この微妙なバランスの中でうまく生きていこうと思っています。

会長の描く5年後のビジョンを知りたいです。
 5年後には完全に私はフェードアウトして、次の土屋建設の姿が出てくるかなと思います。会社の在り方のイメージは変わらず、運用する人が5年10年と変わっていくだろうなと思います。
担当者がいなくなったらその穴をどう埋めるのか、誰がどう行うのか・・まったく同じことを出来る人はいません。今行っている小袋制度(個々の距離を縮め、縦の関係を強化、指揮者に統一感を創出するための改革)によって、多くの人が仕事を共有し研究する中で次のリーダーを探していきたいですね。
 私の今後の思いとしては、地域の皆さんに必要とされる存在であり続けたいです。
伊豆の国市では大河ドラマの影響で観光も盛んとなりましたが、大河ドラマももうすぐ終わり、その後伊豆の国市がどうありたいのかを考えていきたいです。
 本業での今考えていることは、発注者と施工業者の距離が遠いことです。
これまでは現場に行き、業者さんとのやりとりも多くありましたがだんだん減ってきています。しかし本当の仕事上のパートナーとは様々な意見をぶつけあい、どうすればいいかを決めていくものだと考えているので、本業としてのテーマは発注者と施工業者の距離を詰めることです。
 本業はもちろんのこと、本業以外のところでも必要とされる存在でありたいと考えています。
 このように土屋建設の社長として様々なことをやっていて、その後ろには専務がいます。専務は専務で、本業の中で社員がモチベーションをしっかり持って自分の存在を自覚しながら頑張れる会社を作ろうとしています。私が外部へ向けて土屋建設としての活動をし、「土屋建設ってこんな会社なんだ」と知ってもらったときに、見てもらう姿が専務と社員の作る土屋建設の姿ですので、5年間の間に外部評価を徹底的に高め、土屋建設を知ってもらい、見てもらったときの姿がみんなで頑張っている会社でありたいという気持ちでいます。

やりがいを感じる時はどんな時ですか?
 『期待に応えられたとき』です。
信頼と得る方法はたくさんありますが、例えば軽く頼まれた小さな仕事を全力で行ったとき。全力で頑張ると、頼んだ相手は自分が求めていた以上のものが返ってくるため喜び感謝をしてくれます。期待に応えるための努力をし、評価されたときに、また頑張ろう!!と思えます。

社員に向けて求めていること・大切だと考えることはなんですか?
 『プライドのない人に挫折はない!』
 自分のことが大切な人は、自分が貶されないために頑張ります。反対に自分への誇りがなかったり、自分を大切にしていなかったりすると努力を怠ります。
 皆さんは自分が大切でしょう。自分の今後のステージでのイメージをしっかり持ち、大切な自分をどう育てるか考えてみてほしいです。
 自分を育てる過程で着実に成長するための方法として、「感謝・努力・忍耐」だったり、頑張れることを全力で行うだとか、人からの信頼を勝ち取るとか様々な方法がありますが、選ぶ方法が、自分をどの形に育てていくのかに繋がっていくと思っています。
 自分が大切だから努力して成長しようとします。自分を大切にあり続けることは大切なことです。


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