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会長へのインタビュー

2022.12.26 第2回インタビュー
今年はどのような年でしたか?
『充実した1年』でした。
 業界活動においては、先日行われた防災・減災フォーラムで建設業の必要性「エッセンシャルワーカーであり、今までもこれからも地域の防災・減災に欠かせない存在であるということ」をしっかりとアピールすることができました。
 地域活動では「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」の横にまごころ市場の運営する「物産館」を設置したことで、多くの人たちに伊豆の国市の「地場産品」や「地域のこと」を知っていただくことができました。
 本業においては受注に恵まれた1年でした。また、しっかりとした粗利益を確保することができたのは、「社員全体の能力が向上している」ことの表れではないかと感じています。

来年の抱負は?
『建設業に対する評価が向上するように働きかけ』ていきたい。
 防災・減災フォーラムのような場でのアピールもそれにあたります。まずは、「若い人たちが入りたいと思うような業界」にしていくことが大事だと考えています。福利厚生や賃金なども含めて働く人たちの待遇を良くしていくことはもちろんですが、「エッセンシャルワーカー」としての誇りややりがいを感じてもらえるような業界にしていくことが大事だと考えています。
そのためにも継続して建設業の必要性について働きかけていきます。

仕事をしていく上で大切なものは何だと考えていますか?
『前向きさと素直さ』です。
 前回も述べましたが、「自分を育てる気持ちを持ちつつ、振り返った時に自分が成長しているのかを考える」ことが大切だと思います。また、「相手の考えをよく聞いて理解しようという素直さ」も大切です。何についても「否定や泣き言ばかり」では成長できないものと考えます。
『人との関係造り・チーム造り」です。
 製造業はオートメーション化が可能なことが多い業種ですが、建設業は単品生産であるがゆえにオートメーション化が難しく、常に現在進行形の仕事のやり方が求められます。今は建設機械の性能が向上したことや、DXを使うことで、それほど経験を積まなくても機械の操作や図面を理解することが容易となりました。そのため、若い人たちは「機械は動かせるし造りたい物はわかるが、造り方がわからない」というのが現状ではないかと思います。「DXの得意な若手世代・働き盛りの中堅世代・技術と技能の経験豊かなベテラン世代」が三位一体となること、また、組織が成長しながらそれが循環していくことが重要だと思っています。そうなるためにも一番大切なのは「人との関係造り・チーム造り」だと考えています。

人との関係を築くのにあたり大切にしているものは何ですか?
『目を合わせて話すこと』です。
 相手の目を見て話すことで、「自分の思いや伝えたいことが、しっかりと相手に伝わっているかどうかを感じ取る」ことが重要だと考えています。

会長からのひと言
『人間万事塞翁が馬』『にんげん(じんかん)ばんじさいおうがうま』
 こんな言葉も頭において日々の仕事に励んでください。

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